ＮＨＫ杯フィギュアは地上波とＢＳ放送の両方を使って、全カテゴリの全演技を生中継してくれるとてもありがたい大会です。
そして８Ｋ放送も全カテゴリを生中継してくれます。といっても、８Ｋ放送を受信できるテレビなど持ち合わせていません。
そんな人向けにＮＨＫ仙台放送局で公開放送が行われることになりました。入場は無料かつ自由。但し男子シングルは事前抽選での入場整理券が必要となっていました。当然といえば当然の措置かと思います。
両日当選
ＳＰとフリーのどちらかでも、という気分で申込みしたのですが、当選ハガキが２枚到着しました。ビックリです。
募集が始まった日に申込みをしたのが功を奏したのか結構早い番号が記入されていました。ありがたい事です。
１日目 ＳＰ
男子の競技時間に合わせて移動すると女子の一部が観られないことになるので、女子の開始までに仙台放送局に行くことにしました。
アイスダンスのＲＤとペアのＳＰは自宅で観て、その後に移動です。この日はオープニングセレモニーがあったので、余裕で女子のＳＰ開始前に着きました。
職員さんが何人かいて『男子シングルが始まるまでは自由にどうぞ』と案内していました。しかし観ている人はそんなに多くありません。１０人もいませんでした。席もほぼ選び放題でしたが、あえて最後列に座りました。というのも、ハガキに記載された集合時間が女子の競技終了時間より前だったのです。
そして『集合時間に入場者が揃って集合場所にいなければ後回しになる』という注意書きがありました。せっかくの早い入場順をフイにしたくないですから、移動するのに他の人の迷惑にならない最後列にしたわけです。
ちょっとアクシデント
女子の競技が始まってすぐ、大型モニターが突然ブラックアウトしました。
時計を見たら丁度５時。通常の公開時間は５時で終了なのでしょう。担当の方がいつもの作業として電源を落としてしまったみたいでした。担当の方が大慌てですっ飛んできて電源を入れ直してくれました。
幸い６分間練習の時でしたし、時間的にやらかしの理由が察せられたので、観ていた方は和やかな雰囲気で回復を待っていました。
集合時間のちょっと前
女子の競技が進むにつれて、観覧者の数も増えていきました。第２グループが始まる頃には７割ぐらいの席が埋まったと思います。その後も増えていったのですが、サモドゥロワ選手の演技が終わった瞬間にそのほとんどが席を立ちました😅
観ていた人はほとんど男子の入場整理券持ちだったのです。他の人の迷惑にならないようにとした配慮は、意味ありませんでした😅
集合場所は観覧席後方のロビーでモニターが観られる場所です。ほんの数人しか着席していないがら空きの観覧席の後方で大量の人が立ってモニターを見ているという何とも不思議な光景でした。
ＮＨＫさんの心遣い
女子の競技が終了し、着席していた人が全員退席した後に、番号順に再入場となりました。その際に、滑走順を記した紙をくれました。点数や順位を記入できる欄が付いていました。
早めに入場できたので、前の方の中央の席に座ることが出来ました。
２日目 フリー
各カテゴリの試合時間の空きが短いことに加えて、ベガルタの試合もありました。試合時間はペアの大部分と女子の一部が被っています。観たいものすべてを観ることは出来ません。どこかを諦める必要がありました。
そしてペアは三浦・木原組の所まで、その後ベガルタを前半だけを観て移動、女子の頭から仙台放送局で観ることにしました。
集合時間は女子の競技終了時間と同じだったので、最後まで座ってみることが出来ました。もちろん、観ていた人のほぼ全員が集合場所に移動してきました。
ＮＨＫさんの心遣い２
再入場の前に番号順に整列し終えたところで職員さんが手順とか注意事項を説明しようと声を上げた時、モニターでは羽生くんのインタビューが流れ始めました。
待機列の人々の視線は当然のようにモニターに・・・。
そこで職員さん、説明を止めて脇に避けてくれました。結果として長いこと立たされたままインタビューを観る羽目になったのですが、説明や移動でよく見えない聞こえないといったことがなくて良かったと思います。
そしてまた、滑走順を記した紙をくれました。ＳＰの得点と順位も書いてありました。どーもくんのシールも頂きました。
アクシデント再び
前日に続いてモニターがブラックアウトしました。しかもローマン・サドフスキーの演技中でした。
原因は分かりませんが、さすがに殺気立ちしました。『早く映して』『羽生くんの時に起こさないで』といって無言の圧力が・・・😅
幸いにしてサドフスキーの演技が終了する前に復旧し、その後は放送終了まで問題なく観ることが出来ましたが本当にドキドキしました。
８Ｋ放送を観て
８Ｋ放送は本当に綺麗で、音も良いです。
スローにしなくてもエッジの状態がよく分かります。これをジャッジカメラに採用してもらいたいです、本気で。
また、スピーカーの配置もありますが、観客の歓声が前からだけではなく後ろからも聞こえました。
演技で使用されている曲も左右で聞こえる音が違っていたりとすごい臨場感でした。
機会があればまた行きたいです。・・・一番は現地観戦がしたいのですけど。
