ICE STORY 3rd Echoes of Life 埼玉公演初日

さいたまスーパーアリーナに行きました

公演日時：2024.12.7 17:00
場　　所：さいたまスーパーアリーナ

初日大好きな私としては、手堅くスタンドA席を第1希望にして申し込みましたが、今年は激戦でした。
何せ30歳のお誕生日当日ですからね。
盛大に直接お祝いを叫びたい勢(私も含む)がたくさんいた結果、落選を繰り返すこととなりました。
そして何とか一般2次で注釈付きスタンドA席をゲットすることが叶いしました。

メインスクリーンはほぼ見えませんが、サイドに補助のスクリーンを用意してくれていました。
そしてリンクは全て見えました。
これが一番大事です。

昨年のRE_PRAYの時よりは前の列なのですが、端の方で元々列数が少なく、後ろから2列目という天井席でした。

今回も上演時以外は写真撮影可、ネット公開OKでした。

ツアー初日

今回もまた、とんでもなくすごいものを観せてくれました。
語彙力がないのが悲しいです。
でも本当に凄いとしかいいようがないです。

のっけから新プロが続いて、『まさか全部新プロか？』と思ったらちゃんと既存のプログラムもあって、そのどれも融合していて1つの物語を作り上げていました。
スケート技術はもちろんのこと、物語も演出も音楽も衣装も超一級品でした。
前半終了後の休憩に時計見て『まだこれしか経っていないの』と驚きました。
冗長だったわけではなく、あまりにも濃密すぎて実際の何倍のも時間が経ったように思いました。
こんな感覚は初めてです。

アンコールでは羽生くん自身が音頭を取って、おめでとうとバースデーソングの合唱。
盛大なお誕生日会に参加できて幸せでした。

UTAI IV -Reawakening

宗教的な印象もあるエキゾチックな音楽で、衣装も斬新。
滅茶苦茶カッコイイプログラムでした。

ピアノコレクション

バラ1の衣装で出てきたので、バラ1かと思いきや……。
ピアノ曲を5曲連続で演じました。

1曲1曲は短いですが、やっていることはえげつない。
ロングスピンがあったり、細かいステップを踏んだり。
極めつけは無音からの音ハメ4T。本当にゾクゾクしました。

天井から吊り下げた布たちはピアノの鍵盤になるし、リンクには五線譜が流れて、その上を舞う羽生くん。
素晴らしい演出で、天井席で良かったと思いました。

何よりこの5曲の間のナレーションの時もバックに下がらなかったんですよね。
驚きでした。

バラード第1番

ピアノコレクションから続いての演技でした。
ここでピアノコレクションが6分間練習だったことに気付きました。
思い返せば、5曲の中にちりばめられたジャンプは確かに6分間練習の時のルーチンとほぼ同じでした。
ただそれ以外の要素は6分間練習でやるものでは無かったです。

バラ1は色々なバージョンがありますが、今回選ばれたのは平昌五輪の時のものでした。
ラストの4Tコンボは転倒してしまいましたが、ピアノコレクション滑った直後と考えれば仕方ないことかと思います。
が、本人的にはノーミスすることを前提にしているでしょうし、いつかそうなると信じています。

バラ1が終わったあと、トレースで軍旗を描くのですが、光が描く線とピッタリ合っていることにビックリしました。
目印の小さなライトはありますが、そこをめがけて一直線に滑る。
何気ない超絶技巧でした。
これも天井席の醍醐味でした。

Goliath

バラ1が終わって休憩……と思ったら、続きました。

『for RE_PRAY』と銘打たれていたのにここで出てくるとは思いませんでした。
でも、このプログラムは今回の世界観にとても合っています。

これが前半の最後で、一緒に発表したアクアの旅路が後半の頭。
ちゃんと対になっているのが良いです。

Let Me Entertain You

アンコール1曲目。
RE_PRAYに続いての起用です。

今回はサビの部分に振りがつきました。
コールアンドレスポンスももちろんアリ。
ということで、今後もアンコールの定番になるかもしれないです。

阿修羅ちゃん

レットミで温まった会場のボルテージがさらに上がりました。
アンコールに滑るにはヘビーなプログラムかと思いますが、演じてくれて嬉しかったです。

まとめ

まだまだ深化と進化が止まらない。
そんな事を感じさせられた公演でした。
この物語に関しても広島、千葉と進むにつれてどれほどのものになっていくのか想像がつきません。

見せてもらえてありがとうございます。
心からそう思います。

セットリスト