Fantasy on Ice 2024 in Makuhari Day.1

Fantasy on Ice Aツアー

公演日時：2024.05.24 17:00
場　　所：幕張メッセ

今年はＡツアーのみ

Fantasy on Iceは幕張からスタートして、名古屋、神戸、静岡と３公演ずつあります。
開催地と開催順は2022年と同じです。
前半と後半で出演するアーティストや一部のスケーターも変わるもいつも通り。
しかし、例年全公演に出演していた羽生くんは、今年はAツアー(前半)のみです。
なので私の観賞も幕張のみです。

今回もツアー全体の初日となる幕張の1日目にいってきました。

今回の席は、ロングサイドのステージの反対側でした。
多くのスケーターがジャンプを跳ぶ位置の近くでもあります。
が、今回ここで転倒する人が多かったです(^^;)
反面、フライングのロープ引っ張り隊は見えませんでした。

今年はオープニング、フィナーレの振付がジェフリー・バトルに戻りました。
そのためか、どちらも羽生くんの出番多めで眼福でした。

事前にコラボの相手、前々日にオープニングの登場順、前日にオープニング衣装と公式さんが盛大にネタバレしてくれましたが、そんな事が瑣末に思えるほど、満足度の高いオープニングでした。
オープニングコラボの群舞にジュニアの中田璃士が混ざっていたのもビックリでした。

オープニングでもう一つ。
去年卒業したジョニー・ウィアの登場の仕方は毎年固定されていました。
この部分をどうするかと思っていたのですが、登場の仕方もコール後のトリックもそのまま刑事が引き継いでいました。
刑事くんはBツアーも参加しますから、妥当な人選かと思います。

イチオシプログラム

Danny Boy (羽生結弦)

第1部、ランビエールが終わって『後はパパシゼ』と思っていたら、暗闇に浮かび上がる白い影。
まさかまさかの登場に会場がまさに阿鼻叫喚。
本当に2プロ見せてくれるとは思いませんでした。
凄い歓声の中、スタートポジションについた瞬間、会場が静まったのも凄かったです。
さらに演技中も歓声や嬌声が挙がることがなかったです。

本当に静謐な雰囲気の中での静謐な演技でした。

notte stellataの初披露から約2ヶ月。
しかも間にRE_PRAYの宮城公演があったのに、凄く進化して深化していました。
祈りと希望の名プログラムでした。

Meteor(羽生結弦)

T.M.Revolutionとのコラボ。
力強い歌声に、それに負けない力強い演技でした。
本当にカッコイイプログラムでした。

FREEDOM (アンサンブルスケーター)、BEYOND THE TIME(田中刑事)

Meteor同様西川貴教さんとのコラボで、ガンダムの曲でした。
つまり西川さんのコラボはガンダム縛り(^^;)

連続で演奏されましたが、これがどちらもカッコ良かったです。

僕こそ音楽 (山本草太)

城田優とのコラボ。
ミュージカル『モーツァルト！』のナンバーですが、これが草太くんの雰囲気にピッタリ合っていました。
いっそのこと競技でも使ってもらいたいくらいです。

A Whole New World (青木祐奈)

これも城田優とのコラボです。
膝をついて、手を差し出して甘い声で『Do you trust me?』という小芝居から始まりました。
去年導入され、不評を博した可動ステージ、通称ルンバ。
今年はこのルンバの設置法や使い方が改善していましたが、このプログラムは正しいルンバの使い方をしていました。
というか、ルンバがあって良かったと初めて思いました。

祐奈ちゃんのジャスミンは滅茶苦茶可愛かったです。

Aerobics Class(ハビエル・フェルナンデス)

通称ハビちゃんマン。
人気のあるエキシナンバーです。
この楽しいプログラムを見られるとは思いませんでした。

終始笑いっぱなしでした。

BACH (パパダキス＆シゼロン)

超サプライズかつ超美麗な『Danny Boy』の後で、名前がコールされてもざわつきが収まらない状態で、とてもやりづらかったと思います。
しかし、そんな事おくびにも出さず、自身の演技に入っていき、会場を静めました。
お見事でした。

セットリスト