Fantasy on Ice は贅沢なショー
公演日時:2019.05.24 18:00
場 所:幕張メッセ
とにかく出演者が豪華です。
この幕張公演には男子シングル8名、女子シングル7名、アイスダンス1組が出演していますが、チャンピオンシップのメダルを持っていないのは1人だけです。
さらにはアクロバットやフライングといった他のアイスショーではみられない演目もあります。
アーティストとのコラボもあって見所満載です。
今年は4ヶ所12公演
幕張からスタートして、仙台、神戸、富山と3公演ずつあります。
場所によって出演スケーターが少し変わります。さらには前半と後半でアーティストも変わります。アーティストが変わるということは、演出も変わるということです。素敵な罠です😅
ツアー全体の初日
今年で3年連続幕張の初日を観ています。
ツアーの初日って好きなんですよね。
誰が何を滑るのか、どんな順番で滑るのかワクワクしながら観ます。
さらには初日は開演が夕方ですので移動時間に余裕があるのも良いです。
開演前や休憩時間は場内の写真を撮っても大丈夫です。
ロングサイドほぼ中央2列目の座席からステージを撮ってみました。
見所満載
Fantasy on Ice のテーマ曲がなった瞬間からボルテージはすごいものがありました。
それが出演者のトリで羽生くんが出てくると、さらに高まります。
怪我明けだからトリプルアクセルだろうと思っていたら、サクッと4回転トーループ。しかも足上げ付き。さすがに予想の斜め上をいってくれます。
オープニングの群舞は、男子シングル3名(羽生、フェルナンデス、バトル)、女子シングル3名(メドベージェワ、トゥクタミシェワ、安藤)、アイスダンス1組(カッペリーニ&ラノッテ)。全員が世界選手権金メダル持ちという豪華さです。男女がカップルとなるパートでの羽生くんの相手はカッペリーニでした。群舞に参加しない人も含めて一番無難な相手だなと思いました😅
既婚者だし、旦那さんはロステレコム杯や五輪で羽生くんをリフトしたホタレックさんだし・・・。
日本女子はまさかの
紀平さんと宮原さんは来季のSPを披露してくれました。
しかし、エキゾチックなちょっと変わった曲で黒のパンツルックというまさかのかぶり😂
紀平さんがシェイリーン=リーン・ボーン、宮原さんがブノワ・リショーの振付でさすがにまだこなれていませんが今後が楽しみです。
ロシアの3人娘も日本のOGも
ザギトワ、メドベージェワ、トゥクタミシェワと3人の世界チャンピオンが揃いましたが、こちらは途中で上着を脱ぐ演出が被ってました。
それに加えて、荒川、安藤の両世界チャンピオンも上着を脱ぎました。しかもこの二人とトゥクタミシェワは着物風の衣装という共通点もありました。
特別な演目
今回は他のアイスショーの演目を入れるという変わった取組もありました。
それがフェルナンデス with ナハーロの『フラメンコ』
歌手、楽団、スペイン人スケーターまで揃えた本格的なものでした。
これがカッコ良かったです。
大トリはやはり
羽生くんです。
初日の醍醐味は誰が何を滑るのか分からない、というところもあります。
これまではトップシークレットで本当に分かりませんでした。
しかし今年は前日のニュースでリハーサルの様子が一部とはいえ流され、曲についてのインタビューまでありました。
私はその番組はみてなかったのですが、それをみた人たちからの阿鼻叫喚がTLに容赦なく流れてきました。
そしてほんのちょっと流れた部分から、Toshlの『マスカレイド』ではないかと特定する人まで現れました。
正解でした。
そしてとんでもない演目でした。
一流のアーティストと一流のスケーターによる珠玉のパフォーマンスに会場の屋根が吹き飛ぶのではという位の歓声があがりました。
本当に凄いものを観ました。
フィナーレでも
羽生くんは予想の斜め上のことをやってくれました。
バトルが口火を切った一芸大会の最後に登場すると、4回転ルッツにチャレンジしました。抜けと転倒という結果に終わりましたが、競技用より暗くて狭いショーリンクで4回転ルッツを跳ぶとは思いませんでした。と同時に今この時期に、4回転ルッツを跳ぶほど戻せていることも驚きです。
このショー期間中に成功させることは間違いないと思います。