Bツアーの初日
公演日時:2022.06.17 17:00
場 所:神戸ワールド記念ホール
今年も前半と後半でアーティストと一部のスケーターが入れ替わります。
後半は神戸と静岡なのですが、神戸を選択しました。
後半の初日なので、誰が何を滑るのか全く分からない状態での観戦となります。
ワクワクできて好きです。
座席から立ち上がって撮影したステージです。
西側アリーナ、ロングサイドのほぼ中央です。
幕張も同じ側でした。私の場合、複数公演を取るとこういう当たり方をすることが多いです。
この会場のアリーナは段差が小さいです。かつ私の身長が低いのでスタオベすると、前列の斜め前の方たちによってステージ中央は隠れてしまいます。演技後のアーティストとスケーターのご挨拶は、全く見えませんでした(笑)
スタンド席は段差が大きそうで、そちらの方が観やすそうでした。
オープニングのコラボは過去一の難度に思えました。
最初から濃い内容で、前半が終わった時点で『元を取った』気分になりました。
だからといって後半が失速したわけではなく、前半以上でした。
とにかくすごいショーでした。
イチオシプログラム
レゾン(羽生結弦)
事前にデヴィッド・ウィルソンの振り付けということが分かっていましたから、『Notte Stellata』、『春よ、来い』等の系統なのではないかと思っていました。コラボの相手は、新妻聖子さんかNAOTOさんで。
全く外れました。
宮川大聖さんとのコラボで、かっこよくて退廃的で、泥臭くもあり高貴な感じもする、いままで見た事のないすごいプログラムでした。
ジャンプを決めてもスピンをしてもハイドロをしても、拍手も(禁止されてるけど)歓声もあまり上がりませんでした。
それらを忘れるぐらい会場中を引き込んでいました。
で、終わった瞬間に大爆発です。
本当に凄いものを観ました。
前半だけで元が取れたと思いましたが、この1曲だけでおつりがきそうなぐらいでした。
ラ・マンチャの男(ハビエル・フェルナンデス)
タイトルだけみれば前半と同じです。しかし、今回のは新妻聖子さんとのコラボで、『ラ・マンチャの男』だけを使った特別バージョンでした。
新妻さんのパワフルな歌声もあって、カッコイイプログラムになっていました。
エレジー(パパダキス&シゼロン)
今シーズンのFDのエキシバージョンです。
高い技術と芸術性を見せつける圧巻のプログラムでした。
I Dreamed a Dream(三原舞依)
レ・ミゼの『夢やぶれて』。舞依ちゃんの当たりプロでもある今季のSPです。
出演者が発表された時に、新妻さんとのコラボでこれをやってくれないかなと思っていました。
ただ、ここに至るまでにフェルナンデスとの『ラ・マンチャの男』、ブラウンとの『メモリー(キャッツ)』(これも良いプロでした)とミュージカルコラボがありましたので、さすがにないかなと思った所にきました。
しかもNAOTOさんも加わりました。
観たかったものを観られて感激です。
そして期待以上でした。
ただでさえ良いプログラムなのですが、生歌とヴァイオリンがあることで良さがマシマシでした。
ショーならではで変更した部分もあり、感涙ものの演技でした。