羽生結弦プログラムコンサート ~Music with Wings
公演日時:2020.01.07 14:00
場 所:国際フォーラムAホール
1月6日、7日の3公演で行われました。
羽生結弦選手が競技やエキシビションで使用した曲だけを演奏するというコンセプトのコンサートです。
今回の席
1回のサブセンターブロック、前方寄りでした。
傾斜は緩やかでしたが、前列の方の頭で視界が遮られることはありませんでした。
アイスショーと違って公演時間外も会場内の写真は禁止ですので、席からの眺めはありません。
ちなみに平日の日中だというのに大きなAホールがほぼ満席でした。すごいことです。
公演の前に
会場に到着したのは開場時間の直後です。
おそらく開場時間を早めたのでしょう。既にロビーに人が一杯でした。そしてロビーに人があふれていたために入場規制がかかっていました。
ホールが開場し、ロビーの混雑が少し緩和されたことで入場規制が解かれ入場できたのですが、この時点でガイドブックは売り切れでした。
1人3冊まで購入規制がかかっていたのですが、初日公演を見た人からの情報がTwitterなどに上がっていて、その好評判を見て複数買いをした人が多かったのでしょう。来場者数と合わせて運営側の見積もりが甘かったようです。
買えなかったガイドブックは
公演後に予約を受け付けてくれました。さらにネットでの通販も開始されました。
会場で予約した人は送料無料、ネット通販は送料有りです。一応来場者にしか売らないという元々の仕様を反映した形になりました。どちらもやはり1人3冊までです。
公演後の申込みもえらく混雑していましたが、こちらで予約してきました。届くのは2月中旬以降だそうです。
もう1本の行列
ロビーにはガイドブック購入とは別の行列が出来ていました。
この行列の先にあったのは……
去年あった羽生くんの凱旋ショー『Continues with Wings』の出演者のサインでした。
正面から撮りたい人が順番待ちをしていたのです。私も並んで撮ってきました。
迫力満点
オーケストラ、ソリスト4人(ピアノ2人、ヴァイオリン、テノール)、バンド、和楽器で総勢100名ほど。大編成に加えて、映像と照明で本当に凄いものを見せて頂きました。
曲もクラシック、ジャズ、ミュージカル等など多岐にわたっています。
演技映像とのコラボ
演技の映像に合わせて演奏されたのは6曲でした。
羽生くんの音ハメは素晴らしいものがあります。『それも合わせるの?』と思うところまで合わせた演技をします。
その演技に合わせて生演奏で音を合わせるのは大変な事だと思います。これをきっちり合わせるのはまさに職人芸でした。
『オペラ座の怪人』の4回転トーループの着氷、『SEIMEI』の出だしやコレオシーケンスの入りなどは総毛立つほどでした。
ちなみにこのコンサートは制作にテレビ朝日が入っている関係で、映像はグランプリシリーズおよびファイナルのものだけです。オリンピックの映像もありません。版権がとても厳しいらしい『Let’s go crazy』は演奏リストに入りませんでした。おとなの事情って奴ですね。
オリジナルをじっくりと
プログラムバージョンではなく、原曲をフルで演奏したのは、ツィゴイネルワイゼンとバラード第1番。
どちらも素晴らしい演奏でした。
ただひとつ謎だったのが、ツィゴイネルワイゼンに和太鼓が入っていたこと。ティンパニの代わりかとも思ったのですが、ティンパニありましたし・・・。
2部構成
前半は2011-12シーズンのフリー『ロミオとジュリエット』で締めくくりでした。
要するにカナダに拠点を移すタイミングで区切ってありました。
基本的には年代順に並んでいましたが、大トリは『SEIMEI』でした。これはこれで正解だと思います。世界最高得点を出したグランプリファイナルの映像をテレ朝持っていますしね。
『Otonal』『Origin』『SEIMEI』のたたみかける流れはすごかったです。
終わった瞬間にスタオベしたくなりました。実際にはクラシック演奏会のタイミングで立ち上がりましたけど、場内ほぼ総スタオベでした。
休憩入れて2時間半。本当に楽しめたコンサートでした。大満足です。開始時間がもうちょっと早ければ、最終公演も見たかったぐらいです。
2月にCSで放送されますが、是非再演もお願いしたいです。出来れば仙台公演も、というのは図々しいですかね?